2006年 11月 10日
before after 。 |
はっきり言って、温かい飲み物が恋しくなる季節なんて無いに等しい。
どうしても体が冷えて、体の芯から温まりたい時なんかはもちろん欲しくはなるんだけど。
だけど最近、昼間に1人で家にいるときに温かいハーブティーを飲んでみたりしている。
身内や友人に家に来てもらって、アロマトリートメントの練習をさせてもらう機会が増えてきた。
その時、施術後にハーブティーを飲んでもらうんだけど
そのために自分が色々飲んでみて香やクセを知っておきたいな~と思って。
で、今日はそんな時にお湯を沸かすお鍋のお話。
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私はお湯を沸かす時、小さな銅のミルクパンを使ってます。
学生時代にとっていた金属工芸の授業で作ったものなんだけど
見かけや取っ手の持ち具合はイマイチでも、やっぱり銅の熱伝導の良さは素晴らしいと思います。
この前、近所の100円ショップに行った時に石鹸つきのスチールウールのたわしを見かけました。
そう言えば、金工の講師の先生が『色々試したけど、銅の鍋を磨くにはコレが一番いい!!』
と言っていたのを思い出して、さっそく買って家でお鍋を磨いてみました。
今まで数年間使ってきて、一度も磨いたことがなく
すっかり燻されてススだらけなっていました。
銅もピカピカになったし、真鍮の取っ手もキンピカになりました。
普段洗う時には全然気にしていなかったけれど
磨いている間、銅を叩いた時の金槌の跡の一つ一つがくっきりと見えてくると
今以上に未熟だった当時のこと
木工で木槌を振りまくり、金工で金槌を振りまくり、手首の腱鞘がボロボロだったこと
夜中まで作業をしていた時に、仲間が焼いてくれたお餅や淹れてくれた温かいココア。
辛かったことも楽しかったことも、色んな記憶が蘇ってきました。
あの頃は気が付いていなかったけれど
貴重な経験をさせてもらえたことに、人に
学校に通わせてくれた両親に、感謝!!
by monomemo
| 2006-11-10 13:11
| 心*kokoro